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人生の岐路で感じることを伝えたい

言葉は贈り物

 

言葉には不思議な力がある。

 

今日は言葉について書こうと思う。

 

とても身近なものであるから皆さんも既にご経験があるだろうが

言葉一つで心から救われるようなこともあれば

言葉一つで自分を縛りつけ身動きをとれなくすることもある。

 

そんな不思議な言葉を古来より人間は特別なものとして扱ってきた。

 

新約聖書中の「ヨハネによる福音書」の冒頭にあるのは

「はじめに言葉ありき」

 

仏教の般若心経は全ては「空」という教えだが、その教えをお経とし唱える。

 

神道も清める祓詞 ( はらえことば )とお願い事の祝詞(のりと)を大事にしている。

 

どうも言葉には目に見えないものを形にする力があるようだ。

 

この言葉の特別な力というのは

よくも悪くも純粋に作用する。

 

つまり、自分の行いを褒めるつもりで「あ~疲れた~」と言えば

疲れることが起こり、皮肉交じりでも「嬉しい~!」と言えば嬉しいことが起きる。

 

 そんな特別で不思議な力を持つ 言葉 というのを

一体私たちはどのくらい意識をして使っているのだろうか?

 

ここ数十年で食に対する拘りを持つ人が急激に増えた。

肉や魚を摂らないベジタリアンに乳製品も取らないビーガン

食品添加物人工甘味料を含む食品は摂らないという人も多くなった。

 

それと同じレベルで言葉を意識し、生活している人はどれくらいいるだろうか?

 

昨日一日、自分自身が口にした言葉を全て覚えている人はどのくらいいるだろうか?

 

大変身近で別の用途もある便利なものだから、つい言葉に不思議な力があることを忘れがちになってしまう。

 

 物事がうまくいかないと感じる時には

自分の発する言葉を見直し、自分にとって都合のいい現象の言葉ばかりを言ったほうがいい。

幸い日本語には表現方法が無数にある。

ある一部の言葉を使わないようにしても自分の表現したいことは別の表現で

ちゃんと伝えることができる。

 

そして大切な人には良い言葉を投げかけてあげたい。

 

言葉が正しく伝わらず、相手に誤解されてしまうこともあるだろう。

 

難しい言葉でなくていい。

 

ありがとう

楽しいね

嬉しいよ

幸せ

助かるよ

 

そんな言葉を大切な人へ贈りものとして送ろう。

 

綺麗な包装紙(感謝の気持ち)に包み

リボン(相手の幸せを願って)を掛けて

贈りものとして言葉を使おう。

 

みなさま読んでくれてありがとうございます。🎁

 

 

世界の古典と賢者の知恵に学ぶ言葉の力

世界の古典と賢者の知恵に学ぶ言葉の力

 

韓国でベストセラーになった本だそうです。孔子や釈迦や老子など偉人の残した言葉が盛り沢山です。