next stage

人生の岐路で感じることを伝えたい

星空を眺める効果

先日ふたご座流星群を観察した。

 

いつも22時には就寝する早寝の私だがその日はたっぷりお昼寝をしていたので23時過ぎても眠くない。これはじっくり夜空を観察することにしようと思い立ち寒空の下、庭へ出た。

お風呂上がりの温まった体でも想像以上の寒さに断念し一度退却。

季節は12月。こんな忙しい時期に風邪を引くわけにはいかない。

ロングダウンをしっかり着込み、モコモコ靴下をはいて完全装備後、再度挑戦。おお、ダウンって素晴らしい。全然寒くない。庭に出していたアウトドア用のリクライニングチェアに寝そべり星空を眺めてみる。快適。まるでプラネタリウムみたい。

視界一面に星空が広がる。

 

星をこんなに真剣に眺めたのはいつぶりだっけ。ここ15年ほどは夜も星の見えない都会で暮らしていた。夜も昼のように明るく騒がしいところだった。便利で刺激的なところではあったがやっぱり夜は暗く静かな方が自然だな。ぼーっと星空を眺めそんなことを考えた。

確か最後にこうやって夜空を眺めたのは20年くらい前に実家で姉と星を見た。あの時も何かの流星群だったな。寒い寒いと言いながら2人で星を見ながら当時の悩みを話したような気がするが話した内容は全く覚えていない。ただお互いを励まし合ったような記憶だけがかすかにある。懐かしく感じる。今は離れて暮らし遠い存在になってしまったが私の姉はいつまでも姉なんだ。

流れ星がしゅっと暗い夜空に白い線を引く。あ!という間とはこのことだ。すぐに何もなかったようにまた静かな夜空に戻る。

 

星の煌きを眺めていると広い宇宙について想いを馳せる。遠い遠い宇宙から見たら地球はどんな風に見えるのだろう。ゆらゆら瞬く光が優しく話しかけてくるように感じる。ダイヤモンドの煌きに似ている。ダイヤモンドを最初に作った人はきっとこの星をいつでも見れるように手元におきたいと願って作ったのだろう。勝手に妄想してみる。

 

星空を見ていると何故か励まされているような気持ちになる。

明日も頑張れよ。しっかり生きていきなよ。色々あるけど乗り越えていくんだよ。そんな言葉を投げかけられたような気分になる。

 

星空セラピーとか出来そうだ。

もうあったりするのかもな。

 

そんな星空観察体験断でした。