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人生の岐路で感じることを伝えたい

文字でのコミュニケーション

コロナの影響でますます人と会う機会が減ってきましたね。

こうなってくると文字でのコミュニケーション力が大事になってきます。

 

大事な話は会って話す派だった人々も人と直接会えない環境下では文字で伝えるスキルを身につけていく必要性が出てきてしまいました。

 

文字では大事なことは伝わらない。

 

よく言われるフレーズですが本当にそうなのでしょうか?

 

私は人と会って話していても、その人の言葉の裏側を読んだり、話している環境の外側のことが気になってしまったりして集中力が散漫なタイプなので、会って話すよりも文字の方が落ち着いて言葉を受け取れることが度々あります。

 

文字から分かる言葉選びのセンスでその人の奥深い魅力を感じることも。

 

しかし文字で自分の気持ちを伝えようとすると、会って伝えるより何だか恥ずかしいですね。

 

後に残るので感情の波が引いた後に自分の文章を読むと温度差があり大変恥ずかしく感じます。

 

そして感情をきちんと整理しないと文字にはまとめられませんね。

 

会って話すのならば言葉でなくても態度や顔の表情で感情を伝えることが出来ますが対面でない場合は言葉のみが感情を表す唯一の手段です。

絵文字や顔文字で表情をつけることも可能ですが、やはり言葉に気持ちをまとめるという技量が必要になります。

 

日頃から自分の感情に向き合い深掘りしていける人ならそれを言葉にすることもさほど難しくないのでしょうが、やり慣れていない人にとっては難易度の高いコミュニケーションなのでしょう。

 

また文字でのコミュニケーションでは、文章によっては怒っていないのに怒っているように相手に思わせてしまったりと誤解を生む可能性も高いです。文末を言い切りの形でシンプルにしてしまうと突き放したように捉えられる可能性も。

でもコミュニケーションの誤解は文章だけではなく対面でもよくあること。

 

やっぱり対面でも文章でも、コミュニケーションは自分が言いたいことをどう伝えるかばかりではなく、相手がどう受け取るかを想像することが一番大切ですね。

 

プレゼントだって自分が贈りたいだけの物より相手が喜ぶ物を贈りますね。

相手が好きそうなラッピングをします。そのように言葉も相手が受け取りやすい言葉を贈ることがコミュニケーションだと思います。

 

では相手が受け取りやすい言葉はどうやったら送れるか?それは相手のことを多く知ることだと思います。失礼のない程度で礼節をもって相手にたくさん質問しましょう。

相手のことをたくさん知れば相手の受け取りやすい言葉がみえてくると思います。

 

人は本来は自分に興味を持ってもらうのは好きな生き物だと思います。

自己承認欲求がある生き物です。

悪意のない礼節ある興味なら向けられて嬉しいものです。

たくさん質問して理解を深めた上で自分の気持ちを相手に正しく受け取りやすいように送る。

 

これから更に文字でのコミュニケーションの機会は増えると思います。

スムーズなコミュニケーションをしていきたいですね。