欲しがる人と与える人
人の心は欲しがると渇き、与えると潤うようです。
多くの人は渇いているから欲しがり、潤っているから与えると考えがちですが、実は逆なのかも知れません。
お金も愛もその他のことも欲しい、欲しいと欲しがると満たされない気持ちでいっぱいになってしまう。欲に溺れている状態。
逆に与えよう与えようとすると、どんどん幸せな気持ちになっていく。
与えるにしても相手のことを考えずに押し付けていては潤わなくて
相手から感謝されるような与え方が秘訣のようです。
それでいて相手からの感謝を期待しないというのがミソです。
そんなの難しくて出来ない とお思いかも知れませんが
身近なところでは、コンビニで買い物をした後にレジ横の募金箱に募金をするとか、道端に落ちているゴミをゴミ箱に捨てるとか、知人の幸せを心から願うとかそんなことで良いのです。それならいつでも1人でも行うことが出来ます。
誰かに感謝をされなくても、人のために何か行動をする。
誰も感謝してくれないのにそんなことする意味あるの?と思いますか?
意味あります。大いに。
誰にも知られなくても自分の行いは自分が必ず見ています。
人知れず、人のために行動するような人を嫌いになれますか?
そういう行動をしていると自分が自分で大好きになってきます。
私ってなんて優しいんだろう。
とか
私って健気ね。
とか
思えてきます。
そうしたら人に感謝をされなくても心が満たされてきます。自分が自分を人として認めるって豊かになるにはとても大事なことです。
人に知られないように密かに行う善行を 陰徳 と言います。
人に知られる善行の陽徳と比べ、何倍も運気を上げると言われています。
陰徳を積んで運気を上げていきましょう。
欲しがる側ではなく与える側の人間になりましょう。
あなたは今どちら側の人間ですか?