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人生の岐路で感じることを伝えたい

夢を形にするということ

ほかのブロガーさんがご紹介されていた本で、興味を持った本を読んでみた。

 

人生に行き詰まった僕は、喫茶店で答えを見つけた (単行本)

人生に行き詰まった僕は、喫茶店で答えを見つけた (単行本)

  • 作者:赤澤智
  • 発売日: 2020/03/31
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

なんとも内容が想像出来ないタイトルだが、これはワンオペ起業のハウツー本だ。

 

本書の中では、喫茶店経営についての話だがこれは別の業種にも応用ができる。

 

どのような基本理念を持ち、何を重要視して起業をすれば良いかをとても分かりやすく書いてあった。心に引っかかる文章はメモを取りながらどんどん読むことが出来た。

読んでいるうちに私がワンオペ起業するとしたらどんな店を作りたいだろうか?と想像してみた。この本に書かれているテーマに沿って私なりの答えをエクセルに落とし込んでみる。

 

…面白い!

 

私だったら、これが出来るかな。こうやったら面白いかな。と考え、書き出すことがとにかく面白い!何かを論理立てて組み上げる面白さ。プラモデルやレゴブロックで建物を作るような面白さに似ている。

 

これは私には驚きの展開だった。

 

私は小さい頃から、将来の夢を書くことがとても苦手な子供だった。

何かと学校では、子供たちに将来の夢を書かせ目標を持ち、それに向け努力をするよう指導をしてくれるが、私にはそれが苦痛でしかなかった。働いたこともない子供の私にはどんな仕事がしたいか?自由に書けと言われても全くピンとこなかったし、やってみないことには分からないとしか思えなかった。それでも学校は何でもいいから何か書けと強制してくる。それなら、と仕方なく私は担任の先生を喜ばせるために「大きくなったら〇〇先生のような学校の先生になりたいです。」と書いていた。本音は夢なんてない。どうしても書かなくちゃいけないのなら、せめて先生が喜ぶ答えにしておこう。だ。

我ながら何ともあざとい小学生だった。

 

そんな夢書き出し嫌いの子供だった私が、年齢や社会経験によるものなのか?それとも今の先の見えない状況が良かったのか?この本のリードが上手なのか?理由はよく分からないが、とにかく夢を書くのが楽しくてしょうがなかった。

ぜひ今の職に不安がある人や、夢を持ってみたい人は読んでみてください。

 

そして実際に本に従って自分なりの答えをまとめてみてください。

新しい活路を開くきっかけになることを願います。

 

この本に出会わせてもらえたことに感謝します。