この世はでっかい宝島
ともすれば私たち人間は、我が身に起こる出来事を吉と凶などの極端なものとして捉えがちだ。
例えば病気になれば不幸でお金持ちになれば幸せ。
ここまで単純ではなくとも日々訪れる物事に対し、これは良いことか?悪いことか?と判断をして暮らしている。
実際はその物事が自分にとって吉となるか凶となるかなど自分次第でしかなく、
後にならないと分からないことも多々ある。
それなのに何故すぐに良し悪しを判断したがるのか?
そこには小さいころから刷り込まれた因果の法則の理念が起因しているように思う。
「悪いことをしたら悪い出来事が起こり
良いことをしたら良いことが起こるよ」
物心つく頃から繰り返し母や祖母、学校でもそう教育されてきた。
私が大好きだったイソップ物語もグリム童話も大半が因果の法則の理念がテーマとして埋め込まれていた。
集団生活を行う上での、道徳観念を育てるにはとても良い教育なのだが
もし良いことをしているのに良い状況にならないと悩む人がいたら、
別の視点を持ってみたらどうかと提案したい。
その視点は
「 この世はでっかい宝島 」
貧乏も病気も災害もウィルスも自分に学びを与えるための宝の種だとしたら
どうだろう?
勝手に良し悪しをつけて、今ではない過去や未来を評論をするのをやめて、
今動くことを大事にしてみるのはどうだろう?
人生は宝探しの冒険だとしたら
一般的には凶事と言われる事柄である
病気とや事故という宝の種から自分で大きな宝を作り出せるようになる。
全ての物事から学び自分の力にしていく
こう考えると世の中は宝だらけに見えてくる。
さて今日はどんな宝を探そうか